開幕

今回はツールはいろんな意味で大波乱です。
ドピーング問題の報告書に名前の記載のあった多数の選手が、開幕前日に棄権することになってしまいました。
CSCバッソTモバイルウルリッヒAG2Rマンセボ・そしてヴィノクロフのチームアスタナは5名もの棄権を出すことになってしまったためにチーム全体での参加不可になりました。
間違って欲しくないのは、これらの選手は名前が挙がっただけ確固たるドーピングの証拠が出たわけではないことです。
しかし、今のレース界では疑惑のある選手は走らせないという取り決めがあるためにこういう結果になったわけです。
もちろん、この中の全員が潔白であるとは考えにくいですがバッソウルリッヒにはぜひ無実を証明して早く帰ってきて欲しいものです。


さて、ランスが去りさらに優勝候補達がいなくなってしまった今年のツールですが
ある意味面白い年になったのかもしれません。
なんと言っても本命がまったくいないのですから!
シャンゼリゼにたどり着くまで毎日マイヨジョーヌが入れ替わるすごい展開になることを願って見たりしましょうかね。